素晴らしき哉、人生!

今回紹介させていただくのは、1946年制作のアメリカ映画「「素晴らしき哉、人生!」です。

アメリカの映画監督フランク・キャプラが自身の渾身の一作として発表した映画で、物語に様々な要素を取り入れることによって、彼のキャリアの中でも異色の作品となっています。

この「「素晴らしき哉、人生!」は当時の興行収入が成功とは程遠い結果となり、映画として失敗作とまでみなされていた作品でもあるのです。

しかし、その後テレビなどで頻繁に放送されるようになり、フランク・キャプラの存在を知らないような若者でも「素晴らしき哉、人生!」を観るようになったことで、結果的には彼の代表作といえるほど大人気の映画になっていったという経緯があります。

もちろん今でも名作とされている作品で、アメリカではクリスマスに流れる定番の映画にもなっているほど、その知名度で確固たる地位を確立しています。

主人公のジェームズ・スチュアート演じるジョージ・ベイリーは真面目な男として、家族を養うために貯蓄貸付組合にて必死で働いていましたが、ある日銀行家のヘンリー・ポッターに目をつけられたことで次々と不幸に見舞われ、ついには自殺を決意するように。

しかし、そこに現れたある人物によって人生を見直すような奇跡を体験するという物語です。

映画を観ていれば主人公のジェームズと同じような気持ちになれるような名作なので、元気付けられる映画が観たいという時にもおすすめの映画です。

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