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シェーン

今回紹介させていただく映画は、1953年に制作された西部劇映画「シェーン」です。

流れ者のシェーンがワイオミングの農民たちとの絆を深め、ジョーとその息子ジョーイがシェーンに信頼を寄せるなか、彼らを苦しめるライカーの一味の行動は更に過激になっていき、すべてを捨てたシェーンが農民を守るために立ち向かう、という物語の映画です。

この「シェーン」にもあてはまることですが、西部劇映画というのは名も無いヒーローが困っている人のために戦うという内容が多く、そういった要素はある意味で西部劇のお約束となっているのです。

「シェーン」は、1953年当時ではまだ珍しかったカラーで制作されており、カラー映画ということを利用して荒野の風景などを捉えた映像なども多く、今でも十分に印象に残ると思います。

それと同時に過激な暴力描写が話題になっていた作品でもあります。

この映画で主人公であるシェーンはどこからともなく現れ、子供や既婚の女性も虜にしてしまう魅力のある男として描かれています。

西部劇では極端に魅力的な男性というものが多く登場し、この「シェーン」も例外ではありません。

ラストシーンの解釈が分かれている映画としても有名で、今観て観るとまた違った視点から楽しむことができるのではないでしょうか。

作品紹介

監督紹介