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レスラー

今回紹介させていただく映画は、2008年制作のアメリカ映画「レスラー」です。

この映画は落ちぶれたプロレスラーが自分の人生を見つめ直し、男として、自分にとって何が大切なのかということを追い求める物語なのです。

この映画が話題作となった理由の一つに、かつてのスターだったレスラーをミッキー・ロークが演じているというものがあります。

ミッキー・ロークは80年代に活躍した映画スターとして有名でしたが、彼は90年代にボクサーとしてデビュー。

なぜ俳優として成功していたのにも関わらずボクサーとしてデビューしたかというと、彼は少年時代にボクシングジムに通い、暴力的な家族から逃げるためにもボクシングに打ち込んでいたからです。

試合では身体中にケガを負い、顔も傷だらけになったことで、俳優としての復帰は難しいだろうといわれていました。

しかし、この映画「レスラー」で自分の境遇と重なる部分も多い主人公ランディを演じたことで絶賛され、ハリウッド映画にカムバックを果たしたわけです。

プロレスの裏側などが隠されることなく曝け出されており、そういった点も見所ではあります。

ですが、ただのレスリング映画ではなく、ドキュメンタリー風の映画として制作したことで、物語にもさらに深みが出る結果となりました。

必ず感動できる映画なので、是非ご覧ください。

作品紹介

監督紹介