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おすすめ洋画・名作入門！ > ショーン・オブ・ザ・デッド
今回紹介させていただくのは、2004年制作のイギリス映画であり、評価の高いゾンビ映画として有名になった「ショーン・オブ・ザ・デッド」です。
この映画はイギリスの制作スタッフ、イギリスの俳優によって作られたにも関わらず、アメリカのゾンビ映画から大きな影響を受けている作品なのです。
イギリスでは大ヒットを記録し、主演であるサイモン・ペグ、ニック・フロスト、そして監督であるエドガー・ライトの名を一躍有名にしました。
タイトルになっている「ショーン・オブ・ザ・デッド(Shawn of the Dead)」というのは、ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ(Dawn of the Dead)」が元になっています。
主人公ショーンと親友エドのやり取りも笑えるものばかりですが、何気ない場面でもパロディがちりばめられており、非常に計算されつくした映画でもあります。
日本では未公開のまま終わってしまいましたが、一部では根強いファンがいる映画で、主演と監督の作品はこの「ショーン・オブ・ザ・デッド」以降で日本でも徐々に知られるようになります。
ゾンビ映画への数々のオマージュだけではなく、恋愛や友情までを描いたゾンビ映画の枠に収まらない傑作といえます。