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ファイト・クラブ

今回紹介する映画は、デヴィッド・フィンチャー監督作品「ファイト・クラブ」です。

世界中で人気のある映画なので聞いたことがある人も多いと思いますが、この映画は現代社会に対してある種の警告を行った映画として、特に若い男性から支持を受けている映画です。

主人公がタイラー・ダーデンという人物と出会うことにより、自分の生活に疑問を持つようになり、ふとしたことがきっかけでタイラーと殴り合いになってしまう。

その殴り合いに妙な快感を覚えた主人公は、タイラーと二人で拳闘のためのファイト・クラブを開くことに。

この映画には原作となった同名小説があり、その忠実な映画化を行ったのがこの「ファイト・クラブ」。

会社で働く不眠症の男、セックスシンボルのような存在のタイラー・ダーデン。ファイト・クラブでの殴り合いなどは、バラバラのようですべて繋がっている一つの点です。

1999年の映画ですが、この作品で言及されていた問題は、未だに現代社会が抱えている問題なのです。

意味も無く働いている人間や社会的立場の低い男が殴り合いを通じて、自分の生きている意味を再び見つめ直し、真実を知るという物語です。

どんでん返しの多い物語の映画としても有名ですから、観ていて退屈することはありません。
そういった意味でも必ず観ておくべきなので、是非おすすめしたい映画です。

作品紹介

監督紹介