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キック・アス

今回ご紹介するこの映画「キック・アス」は、2010年に公開され大きな話題を呼んだいわゆるスーパー・ヒーロー映画です。

スーパー・ヒーローというと日本ではスパイダーマンなどが人気ですが、この「キック・アス」に登場するヒーローたちは特殊な能力を持っていません。

スーパー・ヒーローに憧れた主人公が自らヒーローとして活動するというメタ的な作品で、主人公は漫画を読み漁っているオタク少年なのです。

主人公のデイブは高校生であり、スーパー・ヒーローを目指してネットでコスチュームを購入し、街をうろつき始めます。

街に繰り出して活動を続けていると、暴漢に追われている男を助ける様子を通行人に撮影され、その様子がYoutubeなどにアップされて大きな話題を呼ぶことになります。

通行人に名前を聞かれた彼は自らを「キック・アス(Kick-Ass)」と名乗るわけですが、英語に馴染みの薄い方は、これを疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

日本語に直訳すると「尻を蹴飛ばす」となってしまいますが、転じて「カッコいい」「最高」といった形容詞になり、簡単にいうと若者の間で使われているスラング英語になります。

最近の日本語でいうと「ヤバイ」といった言葉に近い表現ができるかと思います。

ヒット・ガールといった新たなヒーローも登場し、普通の高校生であったデイブはキック・アスとしてギャングの抗争に巻き込まれることに。

日本でも非常に人気がある作品で、近い内に続編も公開される予定になっています。

映画本編の日常会話なども現代的なニュアンスが多いので、今使われている英語を学んでみたいという方にもおすすめの作品です。

作品紹介

監督紹介