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おすすめ洋画・名作入門! > ミッション: 8ミニッツ
今回紹介させていただくのは、2011年制作のアメリカ映画「ミッション: 8ミニッツ」です。
この映画は、SF映画として非常に高い評価を受けましたが、監督しているのはダンカン・ジョーンズ。
彼は歌手デヴィッド・ボウイの息子です。
ダンカン・ジョーンズは、この映画以前に「月に囚われた男」という映画を監督しており、その作品で一躍映画監督として注目されるようになります。
「ミッション: 8ミニッツ」では時間がループするという、「恋はデジャ・ブ」と似たような題材を扱っていることで、しばしば比較の対象にされます。
時間に囚われた男がある女性に恋心を抱いてしまうという点も共通していますが、こちらのほうがよりサスペンス風の映画になっており、約1時間半でスピーディな展開を描いていることでよりSF色が強い作風になっています。
「恋はデジャ・ブ」と明確に違う点というものがあり、「恋はデジャ・ブ」ではループを通じて人生の意味を問うといった内容だったのに対し、やはり「ミッション: 8ミニッツ」では観客は主人公と同じ視点で謎を解決していく本格的SF映画になっている点です。
後半になって行くに連れて、物語は更に加速していき、主人公もループに適応して行くようになっていくことでより興味を引く物語に。
手に汗握るSFサスペンス映画であると同時に、良質な恋愛映画の要素も含んでいるので、誰にでもおすすめできるような映画です。