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フレンチ・コネクション

1971年アメリカで制作され公開された映画で、実際の事件がモデルになっている「フレンチ・コネクション」を紹介します。

この映画は刑事物という王道ジャンルながら、他では真似できないような場面も多く未だに多くのファンがいる作品でもあります。

今はもう引退してしまったジーン・ハックマンが演じるポパイというあだ名のドイル刑事が自らの執念で事件を捜査していき、大きな問題になっていた麻薬ビジネスを暴き出すという内容です。

この映画で最も有名なのは、中盤の自動車と地下鉄のチェイス・シーンで、実際の道路を使って撮影したことで今でも語り草になっています。

監督であるウィリアム・フリードキンは日本であると「エクソシスト」の監督としても有名ではないでしょうか。

この映画「フレンチ・コネクション」は「エクソシスト」の直前に制作された映画でもあり、アカデミー賞では5部門を受賞した名誉ある作品でもあるのです。

ドキュメンタリー的な手法が使われており、通行人などの台詞もさり気なくしっかりとしたものになっている点が特徴的です。

劇中にも台詞として登場しますが、1970年代といいますと「For Christ's Sake」という言葉が盛んに使われていました。

これは日本語に直すと「冗談じゃない」など、怒りを表すときに使うことができます。

大きな事件がテーマになっている本作ですが、映画としては焦点を絞った作りになっているので感情移入して楽しむことができます。是非おすすめしたい映画です。

作品紹介

監督紹介