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ベン・アフレック

ベン・アフレックという俳優は「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」などで広く知られるようになりましたが、それらの作品は実はあまり評価が高くありません。

批評家の間では、それよりも前に彼が大学在学中に知り合った俳優マット・デイモンと脚本を担当した「グッドウィル・ハンティング」などが評価されており、実は俳優としてはあまり評判が良くなかったわけです。

ヒーロー映画の「デアデビル」や制作中に様々なトラブルに見舞われた「ジーリ」などで彼は更に評判を落としていき、ハリウッド映画業界からも段々と白い目を向けられるように。

しかし、映画監督として「ゴーン・ベイビー・ゴーン」やこの「ザ・タウン」、2012年には「アルゴ」を制作することで、才能ある俳優・そして映画監督の一人として実力を認められるようになっていくのです。

彼は大学在学中、中東の社会問題などを研究していた真面目な学生で、同時に70年代の社会派サスペンス映画を愛する青年でもありました。

この二つの思いをぶつけ、映画として昇華させたのが「アルゴ」でもあり、この作品では非常に名誉な賞を受賞して彼のキャリアを完璧に復活させたのです。

ベン・アフレックの監督作品はどれもリアルで渇いた雰囲気の映画が多く、男性ならばそのリアルな世界観により浸ることができるのではないでしょうか。

作品紹介

監督紹介